とい、雨樋の工事

樋(とい)は大きく分けて
銅、ステンレスなどで出来ている金属製樋と 硬質塩化ビニール(塩ビ)製の2種類で出来ています。

銅の樋はその金属の特質から 加工しやすく、長持ちする金属として

また、表面が酸化することにより自然な色調変化が好まれ主に和風建築に多く使われました。
現在は 安価ですべての部品がのり付けの為、誰でも施工しやすい塩ビ製が大半です。

しかし、塩ビ製ゆえに経年劣化で割れやすく、紫外線による退色、樋メーカーのモデルチェンジにより補修部品が手に入らない、などの弱点もあります。

誰でも施工しやすい半面、真っ直ぐに見えなければいけない部分の取付や、部品の取回しなど施工する者の技術差がはっきり出ます。

当社はこういった、きれいに見せる施工を常に心がけております。
樋の交換作業は その内容、範囲によっては作業足場が必要な場合もありますので外部塗装など他の工事と絡めて取り組まれることをお勧めします。

また、樋の掃除も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

今すぐ知っておきたい!
「とい工事」のメリットや特徴をご紹介

突然の大雨に備えて、家のといがきちんと機能している日強雨があります。
といは、雨水を屋根からしっかりと流して排水する役割を担っているのです。しかし、といの劣化や破損によって、水漏れや建物の劣化などのリスクが高まってしまいます。とい工事をすることで、家のメンテナンスや水害リスクの軽減につながることを知っておきましょう。

そこで今回は、「とい工事」について、そのメリットや特徴についてご紹介します。

とい工事とは何か

とい工事とは何か

とい工事とは、建物の屋根から降り注ぐ雨水を排水するための樋を設置する工事のことです。といは、建物の屋根面積や降雨量などを考慮して、適切な規格やサイズが決められています。一般的には、アルミ、鉄、ステンレス、塩ビなどの材料が使われ、それぞれ特長やメリットがあります。とい工事は、専門の業者によって行われることが一般的です。工事内容には、古いといの取り外し、新しいといの設置、接続部分のシーリング、調整などが含まれます。また、屋根や壁などに損傷がある場合は修理が必要となる場合があります。

とい工事は、建物の外観や機能性に大きな影響を与えるため、正確な施工が必要です。また、設置場所や周辺の環境などによっては、安全に工事を行うための対策が必要となる場合があります。したがって、とい工事を行う場合には、専門的な知識や経験が豊富な業者に依頼することが重要です。

 

とい工事のメリット

とい工事には、具体的に以下の4つのメリットがあります。

雨水の排水効率が向上する

といを設置することで、建物の屋根から降り注ぐ雨水を効率的に排水できます。これにより、雨水が屋根や壁などに浸み込むことを防ぎ、建物の劣化を防止できます。

建物の外観が美しくなる

といは、建物の外観に大きな影響を与える要素の一つです。適切に設置されたといは、建物の美観を向上させられます。また、色や形状を選ぶことで、建物のデザイン性を高めることもできます。

安心して暮らせる環境が整う

といを設置することで、雨水が建物内に浸み込むことを防ぎ、カビやシロアリなどの被害を防止できます。また、雨水が溜まってしまうことによる水害や、建物の崩壊などの被害を未然に防げます。

コスト削減につながる

適切に設置されたといは、建物の劣化を防止できます。これにより、建物の修理や改修にかかる費用を削減できるでしょう。また、といを設置することで、建物の保険料を削減することもできます。以上のように、とい工事は、建物の保護や美観向上、コスト削減など多くのメリットがあります。建物のオーナーにとって、定期的なメンテナンスとして、とい工事を行うことは重要なことです。

とい工事の流れ

とい工事の基本的な流れは、以下の6ステップです。

点検と打ち合わせ

まず、といの設置や交換が必要な箇所を点検します。点検の結果、といの修理だけで済む場合や、新たにといを設置する必要がある場合があるでしょう。その後、施工業者と打ち合わせを行い、といの種類や色、設置場所、工期、費用などを決定します。

古いといの取り外し

古いといを取り外します。取り外しの際には、周辺の壁や屋根に損傷が生じないように注意しなければなりません。

といの設置

新しいといを設置します。設置するといの種類やサイズに応じて、取り付け方や接続方法などが異なります。また、建物の形状や高さなどに応じて、足場を設置しなければなりません。

接続部分のシーリング

といと屋根や壁の接続部分にシーリングを施します。シーリングには、雨水が漏れ出さないようにするためのシーリング剤を使います。正しいシーリングを施さないと、雨水が漏れ出すことがありますので、丁寧な作業が必要です。

調整と確認

といの設置が完了したら、水の流れや接続部分などを確認し、調整を行います。調整が完了したら、再度確認を行い、問題がないことを確認します。

廃材の撤去

工事に使用した古いといや撤去した廃材などを、適切に処理します。処理方法には、リサイクルや廃棄処分などがあるのです。工事の内容や規模によっては、上記の流れに加え、足場の設置や安全対策などが必要になる場合もあります。専門業者に依頼することで、安全かつ正確な施工が行われますので、安心して工事を任せることが可能です。

まとめ

建物の屋根から流れ出る雨水を集め、排水するために必要なといですが、劣化や破損によって、水漏れや建物の劣化などのリスクが高まってしまいます。そこで、定期的な点検やメンテナンス、適切な時期にとい工事を行うことが重要です。とい工事には設置や交換、修理などの種類があり、建物の健康維持や安全性を確保するために欠かせない工事の一つと言えます。建物の所有者は、とい工事をすることで、家のメンテナンスや水害リスクの軽減につながることを知っておきましょう。

「屋吹錺工所」は、西宮市を中心に雨漏りや雨樋修理の対応を行っております。大切な家を守るためには、雨漏りなどを放置にはできません。現状は問題がなくても、劣化によって雨漏りするかもしれない状況も考えられます。まずはメンテナンスが大切です。お気軽にお問い合わせください。