雨とい関係
2019年07月27日

雨といにもモデルチェンジが有ります 西宮 宝塚 芦屋

玄関の上の雨といから雨があふれるというご相談。

確かに雨降りの度に玄関の上から雨が落ちてきたら堪りませんね。

お伺いしてみると、原因は 雨といが割れていたからでした。

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そこでその部分を交換すればいいだけの話なんですが、問題が一つ。

この樋はもう作ってない…。weep

良くこのブログでお話ししている様に、雨といは時々モデルチェンジしてしまいます。

このへんは「雨といの修理にもいろいろ有ります」や「雨といにはどんな種類が有るのか」でもお話ししています。

角型の樋は特にその傾向が強いのですが、半丸型のといは大きな変化はあまり無いです。

が、唯一半丸型の樋で大きなモデルチェンジと言えば 寸法が変わってしまったことです。

かなり昔、半丸型の雨といは ” 100 ” という寸法の樋でした。

まぁもっと古い話をすると 90 という時代もあったようですが…。

私もハッキリ覚えていませんが(30年以上前だと思いますが)現在の ” 105 ” というサイズに変わりました。

2019727114034.JPG

わずか5ミリの差ですが見た目にもかなり大きさが違います。

それで現在に至っている訳ですが、当然そんな時代の部材なんて手に入る訳が無く、その部分のみ交換することは出来ません。

ある程度、切のいいところまで交換する必要が発生してしまいます。

当たり前ですが決して無理やりねじ込むなんてことはしてはいけません。annoy

今回は雨水を下に流す マスをチョッと加工して接続できるようにしました。

ひょっとしたらこんなサイズの樋が有ったことすら知らない若い職人さんも居るかも知れませんね。

 

 

 

 

 

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