雨とい関係
2017年12月18日

雨といにはどんな種類が有るのか 芦屋 宝塚 尼崎

屋根の軒先には雨水を受ける 雨といが付いています。

軒先と平行に” 水平に” 付いてる樋を 軒樋(のきとい) と言います。

現在、大抵の樋はプラスチック(塩ビ)製です。

新しい時は問題ないのですが、古くなってくるとプラスチックならではの 様々な故障が起きやすくなります。

その問題はまた次回お話しするとして、故障がおきた時に問題になるのが その樋の交換部品の有無です。

最近では新築時から使うことは少なくなりましたが 、昔から大きく変化していない形状の樋が有ります。

”半丸(はんまる)”と呼ばれる 断面が半円形状の樋です。

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形状は1種類、サイズが2~3種類あるだけです。

この樋は30年前の古い樋や、違うメーカーの製品でも 少しの改造で交換できる確率が高いです。

金額も一番安価、施工も一番簡単、古くても修理、交換も可能、こんな優れた商品は他にありません。

問題なのが ” 角樋(かくどい)”と呼ばれる形状の樋です。

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半丸型の樋に比べて シャープなイメージがつけやすく、容量も大きい。

20年前位からは 軒樋を受けている金具が外から見えないタイプが出てきた。

等の理由で最近はほぼ、この角樋になっています。

現在、塩ビ製の雨といのメーカーは パナソニック、セキスイ、トヨ、がほとんどです。

各社独自の形状を数種類持ち、車の様に数年ごとにモデルが新設、廃番されます。

ですから20年以上前の角樋はほぼ修理、交換が無理なケースが多いです。

まぁ、見た目を気にしないのであれば、そこの部分だけ 鉄板で加工して取り付けたりすることも有りますが…。

長くなりましたので続きはまた。

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