屋根・板金関係
2016年02月08日

昔は釘止めが普通でした 神戸 部材の飛散

前回、屋根の鉄板部材が飛んじゃって…というお話をしました。

昔は(20年位前でしょうか)部材の取付はほとんど” 釘”でした。

最近でこそ部材の取付にビスを多用するようになりましたが 以前はほとんど釘止でした。

その為 長い年月のうちに 釘がじわじわ抜けてくる事例がよくあります。

しっかりした柱なんかに打った釘は そうそう抜けませんが 屋根の部材を止めるような薄い板なんかに止めた釘は 抜け易いです。

また、そういう釘の多くは 鉄製の釘で サビてもろくなっていることも要因の一つです

特に気をつけて欲しいのは カラーベスト と呼ばれる屋根材を葺いた屋根です。

この屋根材は施工が簡単というので 一時期かなり流行りました。

その屋根の上に取付ける鉄板部材を、薄い木材に釘止めするのですが それが抜けたり、サビてもろくなっているケースが多いです。

 

201628184126.JPG

これを 補強したり、悪くなった部材を取り換えるのは簡単です。

一度チェックされては如何でしょうか?

 

 

 

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