屋根・板金関係
2023年03月08日

塀の上から水が周ると良くないです 西宮 伊丹 尼崎

少し前、 鉄筋造りの屋上の笠木と呼ばれる部分の割れを板金でカバーしたお話をしましたが 似た様なご依頼を他の工務店様からも頂きました。🙂

今回は屋上では無く 敷地境界に建てたブロック塀です。

このブロック塀の天端(てんば)~側面を塗装してあるんですが 天端にカバーが無い為、どうしても雨水が浸み込んで側面の塗装が傷み易いとの理由でブロック塀の上に板金カバーを取付けることになりました。😯

前回は部分的に人が踏むなどの制約が有りましたが 今回は人は踏みませんので雨水が塀の外に流れる様 傾き(勾配)を付けました。

 

少々手間の掛かる形状の取付下地材を少し分厚めの鉄板で作り、それに噛ませる様な方法にしました。🛠

実はこの方法、木造の建物にも流用できる方法で 高価なアルミ製の既製品を使わなくても 板金でカバーできますし、何より取付ける場所の幅に合わせて自由に寸法を変えて作れる優れものなんです。

部材の加工時にチョッとした工夫と経験が必要ですが  私は良く使います。

やはりブロック塀とはいえ 上から雨が周ると水ぶくれなど側面の塗装表面のトラブルになり易いようですので、カバーの無い所はこの様な方法をお勧めします。🤗

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