雨漏りの原因事例
2022年02月28日

カラーベストの雨漏り 西宮 芦屋 尼崎 神戸

築ウン十年の建物のかなり初期のカラーベスト葺屋根の雨漏りです。💧

カラーベスト屋根というのはパッと見、薄く平べったい屋根材を20センチ位の間隔で段々に張っていった屋根です。

軽く、比較的施工が簡単な為 良く扱われていた屋根材です。🙄

「久しぶりのカラーベスト葺です」👈でも詳しく説明しています。

そのカラーベストが古くなってきた(色が褪せてきた)ので全面塗装しましょうとあちこちで勧められると思います。😑

それで何度か塗られたんでしょう、かなりぶ厚く塗料が付いていましたがこれが曲者。

今回施主様が異変に気が付いて押入の天井をご自分でめくって見られたところ、長年の漏り痕を見つけられました。😱

普通 屋根の雨漏りというのは 天窓や煙突など無い限り、屋根の真ん中が漏ることは有りません。

にもかかわらず今回はほぼ真ん中辺りとかなり不自然な漏り方でした。🤔

もちろん屋根上には問題となる様なものは何もありません。

で考えられるのがこの長年にわたりぶ厚く塗られた塗装が原因でカラーベストの裏側に廻った水が漏れてきたという考えです。

でもカラーベスト材の下には通常「ルーフィング」と呼ばれる防水紙が前面に貼られているはずなんで チョッとくらいの水なら漏れにくいはずなんです。

この点がチョッと引っかかるんですが イロイロ調査をしてみるとやはりこれじゃないかという結論になり、板金材の屋根でカバーすることになりました。🧐

今回すごいと思ったのは施主様が自ら天井をめくられて見つけられたことです。

モチロン経験者では無く、一般の方です。

いやぁ~御見それしました。😅

 

 

 

 

 

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