屋根・板金関係
2022年03月08日

現場の状況でやり方はいろいろあります 屋根板金 西宮 宝塚 芦屋

工務店様の現場です。

古くなった「瓦棒葺(かわらぼうぶき)」と呼ばれる板金屋根でしたが今回、これをめくらないでこの上から合板ベニアを張り、その上から新しい「竪ハゼ葺(たてはぜぶき)」と呼ばれる現在多く使われている板金屋根材を使うことになりました。🙄

こういう作業は結構多いので特に問題は無いのですが 今回は少し問題個所が有りました。

屋根の一部に明り取りの「天窓」が付いているのですが、これが通常より低い高さで取付けられている為にこの上からベニア板を張って新しい屋根下地を作った場合、周りの屋根面より低い高さになってしまうんです。🤔

専門的な事はスルーしますが要するに雨仕舞(雨が漏らないようにすること)が難しいんです。(笑)😓

そこでイロイロ考えた挙句に通常とは違う方法、屋根に溝を作って天窓の水をうまく流すことにしました。

 

こんな形状の屋根施工はあまり記憶が無いのですが一応理論的には行けるんじゃないかと。

いつもの事ですが出来てしまえばなんてことは無いんですが そこまで至る思考が大変なんです。😣

正直いろいろ考えて困っている時にフッといつもとは違った考えが降りて来たんです。🔆

いつもこういう風に考えが付けばいいんですがなかなかそう毎回うまくはいきません。(汗)

現場の状況はそれぞれ違いますので決まったやり方は無いという事ですね。

 

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