雨とい関係
2021年12月28日

古い雨といは良く状態を確かめて 西宮 芦屋 宝塚 雨といの塗装

先日古くなった雨といを取り換え工事をしました。

30年前くらいの物なんですが 何度か外部塗装の際に雨といも塗装されていました。

ですのでパッと見は古いなりになんとか雨といとしての機能は果たしていそうに見えていました。🙄

ですが軒とい(屋根の先端についている横方向の雨とい)の継手から雨が漏るとの事でしたので 触ってみたところ 「えっ!」という感触が。

簡単に指が雨といを突き破れるほど薄くボロボロになっていました。😖

実はこの雨とい、表面はプラスチックなのですが 芯材に薄い鉄板がサンドイッチされている ”ハイブリット „軒といなんです。☝

芯材に鉄板が使われいることで 夏場などの高温状態でもプラスチック特有の熱変形を起し難い商品として あるメーカーから初めて世に出た初期の物でした。

しかし使われていた鉄板が亜鉛メッキなどの表面処理をしていない物だった為、ある特定の場所からサビが発生し、広範囲に広がって中がボロボロ、スカスカになる等の欠陥が有りました。😟

今回、正にその現象でした。

余談ですが実はこういう状態の雨といでも塗装をする人はそのままペンキを塗って キレイになったでしょ、というケースが少なからず有るんです。😔

ですので古い雨樋に塗装をされる場合は 必ず業者の方に状態の確認を取られた方がいいと思います。

こんな状態では雨といとしての機能がすでに無くなっていますので 交換しか解決策は有りません。

ちなみに現在ではこの鉄板入りの雨といは改良され、形状も多くのラインナップを揃えて そのメーカーの主力商品となり、かなりのシェアが有ります。

さて今年もコロナ禍の中でも非常に多くの方とご縁が有りました。

有難うございました。🙏

新しい年も多くのご縁が有る事を願います。🙂

 

 

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