雨とい関係
2022年04月08日

雨があふれる原因はいくつかあります 西宮 宝塚 芦屋 雨とい

まとまった雨が降るといくつかの場所の雨といから雨があふれるとのご相談です。

こういう場合考えられる原因は雨といが割れたり、継ぎ目の部分が外れたり、落ち葉などで詰まっている、雨といの傾き(勾配)が悪く雨水が排水用の集水マスに流れて行っていない、という原因が大半です。🤔

しかし稀に以下の様な原因であふれることが有ります。🧐

① 雨といと屋根材との位置関係が不適切な場合。

② 這とい(2階部分の屋根の水を1階屋根のといに流す部分)など途中に雨水が増える要因が有る場合。

③ 経年劣化で雨とい自体が変形、蛇行しうまく流れなくなっている。

 

①の場合は雨といが屋根材の先端から前に出過ぎている、又は内側に引っ込み過ぎている場合です。

多くは雨といが前に出過ぎているケースだと思います。

雨といの取付の事を考慮せずに屋根の出を決めてしまった場合によく見られます。

②の場合は軒とい(屋根の先端についている横方向のとい)の途中に2階からの雨水を合流させた場合などに起こしやすいケースです。

少量の雨の場合は問題ないですが まとまった雨量になるとあふれます。😟

この2点の雨のあふれる状態で共通しているのは「雨といの後ろからあふれる」という事です。☝

雨水があふれるというイメージから 雨といの前と思いがちですが 実際に多いのは後ろなんです。😯

③の場合は屋根の先端についている軒といには水が流れる様に傾きを付けて取り付けますが、経年による熱変形でこの傾きが逆勾配になってしまうことが有ります。

当然水が流れず排水出来ませんからあふれます。

今回お伺いした案件は①と②の原因の案件でしたが スイマセン、長くなっちゃったんで 次回詳しくお伝えします。😓

 

 

 

 

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