屋根・板金関係
2021年11月08日

パラペットの雨漏りを直しました 西宮 芦屋 尼崎 板金

先日工務店様の仕事で古いお宅のパラペットの雨漏りがひどいのでやりかえることになりました。

パラペットとは外観上屋根を見せたくない場合等、外壁を屋根より僅かに高くした建物の構造の事です。🙄

その為古い住宅ではパラペット内部(外から見えない屋根部分)は板金で雨が漏らない様にカバーされていることが多いです。

そのパラペット板金作業で特徴的な部分に陸谷(りくたに)と呼ばれる部分が有ります。🧐

屋根に降った雨を外壁の外に流してやる大きな構造部分で、まとまった量の雨を受ける重要な部分ですので出来れば一枚物で取付けたいんです。

今回この陸谷の長さが5メートル以上あり、とても工場で加工した物をウチのトラックで運べる長さじゃないんです。😵

もちろん運送会社に頼むという手も有りますが素人の方が簡単に積み下ろし出来る形状じゃないんです。

それで現場で加工することにしました。🙂

昔は良く現場で採寸、その場で簡単な手道具で加工をよくやってましたが 最近は機械加工主流ですのであまり現場加工はされない方が多いです。

今回は丁度現場前の道路がそこそこ広かったので道路上にベニア板を並べてその上で切ったり曲げたりと加工作業をし、無事陸谷を取付ることが出来ました。

でもこれ位の長さが限度でこれ以上長ければ現場加工とはいえ、一枚物では取付出来ませんので2分割、3分割になります。😓

分割するとその継ぎ目はコーキング(防水用のり)に頼らざる得ないので将来的に漏水のリスクは増えます。😟

余談ですが道路上で作業をしていると高齢の方が良く声をかけて行かれます。😯

元大工さんとか建築に携わっていた方でしょう、興味ありありで見て行かれます。

まぁ確かに現場(道路)で加工している職人なんて最近見ませんからねぇ…

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