屋根・板金関係
2021年09月28日

久しぶりのカラーベスト葺です。西宮 宝塚 芦屋 伊丹 屋根

先日 工務店様の新築工事で久しぶりに屋根のカラーベスト葺をしました。🙂

多分 多くの一般の方はカラーベストという名前を知らなくても、あちこちで見ていると思います。

平べったい屋根材で 日本瓦や板金製(ブリキ)の屋根以外では非常に多く使われていた屋根の材料です。

「使われていた」と過去形なのは理由が有ります。🙄

この屋根材は割と簡単に施工できるため、特に30~35年くらい前からハウスメーカーを筆頭に地場の工務店様でも多用されたもので、特に阪神淡路大震災の後、屋根を軽くした方がいいというので非常に多く出回りました。

しかし時代が変化すると共に、アスベストの混入問題、屋根の設計自由度、高級感等がやや劣る為か カラーベストを要望される方も減り、私自信ここ数年でも割れた材料の差し替え程度にしか触らなくなっていました。😔

ですので小さい屋根ではありますが新築物件でのカラーベスト葺というのは久しぶりなんです。

ちなみに最近のカラーベストはちゃんと進化していまして、もちろん非アスベスト、表面の塗装も高品質な物が使われていますので今でも第一線で使える物です。😁

余談ですが当時その施工性がゆえ、簡単な形状の屋根なら数回の現場経験でそれなりに形に(仕事に)できると考えた方が多く、今でも施工不良で雨漏り等のトラブルを抱えた案件が多いのも事実です。😟

最近ではスマホでYouTube(動画投稿サイト)で「カラーベストの葺き方」を見ながら施工しようとしていた方を知っていますが…。😱

 

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