屋根・板金関係
2021年10月18日

木製の扉の傷み止めです 木が腐る進行止 西宮 芦屋 宝塚

私は板金を扱う仕事ですので よく屋根とかの外部ばかりの仕事の様に感じるかも知れませんが、室内の仕事もたまにあります。🙂

工務店様の仕事で 築20年近いお宅の浴室の扉周りが腐ってきたので対応して欲しいとのご連絡が有りました。

どうしても水を使う場所での木製部分は長年の内に傷んでき易い部分です。🧐

扉はともかく、その両端に有る建枠の交換は簡単な事では無いので これ以上傷みが進行しない様にするのが目的です。🤗

板金材で傷んだ部分をカバーして水に当たり難い様にするのですが 今回はステンレスの板を使うことになりました。

ステンレス材は板金材の中でもサビには強い材料です。

ただ難点は非常に硬く かつ、歪みなどが目立ちやすい材料ですので 細かに段差を付けるなどの細工、現場での曲げ加工などが不向きな点です。🤔

ですので事前に細かく採寸し、工場で加工した物を取付ける為 少々手間が掛かります。

この方法は浴室に限らず玄関の木製扉などにも材料を変えて使う手法です。🙂

玄関扉等デコボコが多く形状が複雑な場合、現場加工の容易な銅板を使うことが多いです。

特に玄関の場合、下(床)からの雨の跳ね返りで扉下部が腐るケースが多いので 現状より傷みを進行させたくない方は御検討下さい。

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