屋根・板金関係
2020年10月18日

僅かな違いですが大きく違います 波板 西宮 芦屋 宝塚

屋根についている波板が風でバタバタ音がするとのご依頼です。

お伺いして確認してみると 波板を留める方法が木地に対して笠の付いた釘で留める方法では無く、よくあるアルミの枠に対して先の曲がった金具で引っ掛けて留めるタイプの物でした。

ですが波板がうまく固定されていない様で、端の部分が手で持ち上がる状態でした。

理由は大きく分けて2つあります。🤔

一つは波板の長さが枠より僅かに短い為に 本来、枠の周囲で固定されるべきものが出来ていない事。

二つ目はわざわざ高価なステンレス製の留め金具を使っているのですが、これが適正な長さで無い為に うまく波板を押さえ込めていない事です。

特に二つ目の理由は注意して頂きたいのですが 波板を留める金具と言っても僅か2~3ミリ程度の長さの違いで大きく変わります。🤨

たかが2~3ミリと思うでしょうが メーカーも数ミリ違いで数種類の長さの商品を作っています。

短すぎると波板が強く押さえられる為 変形が大きくなりますし、取付けるにはかなり強い力が要ります。

逆に長すぎると今回の様に押さえる力が不足してキチンと固定できません。

そう、かなりシビアな寸法設定なんです。

ですので私も現地調査にお伺いした時、この寸法を確認するのは必須です。🧐

一般の方が手に入れやすいホームセンターでもこの手の金具は売っていますが、僅かなサイズ違いまで揃えているかは解りません。

それと一般の方に注意して頂きたいのは材質です。

金属やポリカーボネイド製の物はいいのですが、安いからといって白いプラスチック製の物は絶対やめた方がいいです。😓

理由はこちら。👈

 

 

 

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