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2012年8月

熱伸縮は大丈夫ですか?

軒樋から雨がボタボタ落ちるとのご依頼。

下から見てピンときました。

プラスチック(正しくは塩ビ製です)の樋の大きな欠点なのですが熱伸縮による割れが原因でした。

熱伸縮と言うのは 今の季節の様に暑い時は伸び、冬の寒い時は縮む この動きです

何年も何年も同じこの動きによって 特に軒樋なら曲がった部分、コーナーの部材に一番しわ寄せがいきます。

結果、コーナーの部材がひび割れしてしまう訳です。

しかし、最近はこの熱伸縮を抑える為、芯材に鉄板を挟み込んだ物もよく使われます。

もし、樋を交換するご予定がおありなら チョットチェックしてみてください。

熱伸縮は大丈夫ですか?

コーナーの部材が割れているのが見えますか

出口は大切です

部屋内の雨漏りの調査にお伺いしました。

あちこち散水テストをしましたが一向に出てきません。

窓まわり、外壁サイディングの継ぎ目、はたまた少し上にある軒樋の詰まり…。

しかし、本来“フタ”をしてはいけない場所を綺麗にふさいであるので ためしにカッターで開いてみると中からさっき撒いたであろう水がたら~り。

どこからか入った水が 本来排出される“出口”を塞がれてしまった為、部屋内に出て来た可能性があります。

本来外壁から漏水することは あってはならない事なのですが 何かの拍子に入ってしまう可能性はあります。

それでもきちんと“水の出口”を確保してあれば部屋内に漏ることはありません。

“絶対入れない” ではなく “もし入っても 出口がある” そういう思考も大切だと思います。

出口は大切です

出口を塞いではいけません

増築される方はご注意

建物を増築した時、既築部分との継ぎ目から雨漏りしやすい と以前お話ししました。

特に木造の場合、外壁をモルタル塗りやサイディング貼りにしていますね。

その外壁の中に防水の意味で シートが張ってあります

そのシート(透湿シート とか アスファルトフェルト と言うシートです)は何らかの理由で外壁から少量の雨水が入っても 部屋内に回らない様に張ります。

シートの重ねは 下から順番に張り上げていき、水が上から下に流れるように張ります。

しかし たとえば2階建ての建物に 平屋の一部屋を増築する場合、外壁のモルタルなりサイディングを切る訳ですが この時、内側の防水シートも一緒に切ってしまします


本来、下まで流れ落ちるように張り上げたシートが 途中で切れる訳ですので 外壁に何かのトラブルがあればたちまち部屋内に…

もちろん外壁も途中で継ぎ足す訳ですから そこからひび割れを起こし易いです。

増築をされる時は そう言うリスクが有ることを覚えておいて下さい。

増築される方はご注意

増築部分の継いだ所はひび割れしやすいです
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