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2011年10月

シングルと言う葺き方

屋根に使われる材料には いろいろなモノがあります。

鉄板や銅板などの金属板、瓦やカラーベスト等いろいろ…。

その中にシングル葺と言うのがあります。

簡単に言えば 不燃系の基材にアスファルトや樹脂などで防水処理をして 色のついた細かな石の粒を接着したものです。

基本的に薄い商品を重ねて葺くだけですので 普通の金属板や瓦では対応しにくい形状の屋根にも対応できます。

しかし大きな欠点が表面に付いている石の粒がわりと短い年月ではがれてしまうという点です。

石の粒がはがれてしまうと中の防水処理した基板が露出してしまいます。

こうなると紫外線等で基板の防水性は急速に落ちてしまします。

しかし複雑な形状にも対応できる商品ですので 葺き替えの場合、次にどんなモノを使うか考えねばならないことがあります。

シングルと言う葺き方

すぐに雨漏りはしなくても 何らかの対処を考えねばならない時期です。

銅板の屋根がアバレる

ある大きな御宅の屋根の調査をしました。

屋根一面、銅板の一文字葺(いちもんじぶき)が葺いてありました。

ところがせっかくの一文字の屋根が大アバレしていました。

アバレると言うのは本来、屋根面に釘等でしっかりと固定されているはずの屋根材が 部分的に持ち上がったり、ひどい時には長年アバレが続いた為に ちぎれてしまったりする現象です。

理由はいくつかあるのですが 主に 固定釘の本数不足や 屋根下地材の強度不足などがあります。

特に南側ののよく陽に当たる面は アバレ易いです。

銅板の屋根がアバレる

屋根の銅板が 波を打った様に 持ち上がっているのが判りますか?

屋根ばかりじゃありません

板金屋と言うのは いつも屋根ばかり触っているイメージがあるようですが そんなことはありません。

先日、玄関の扉の下や柱が傷んできたんだけど 柱を取替えるのは大事(おおごと)だし、なんとかこれ以上傷まない様に出来ますか? とのご相談。

もちろん出来ますよ。

最近の建物ではあまり見かけなくなりましたが、昔は扉の下端や柱の根本など 雨がかかって傷み易い所は銅板でカバーしたりしていました。

今でしたら ステンレスや錆びにくいガルバニューム鋼板でもいいですね。

但し、ステンレスは硬い板のため 細かな細工は難しいです。

もし、雨のしぶきが扉の下部や柱を濡らしている様でしたら一度ご相談を

屋根ばかりじゃありません

常に雨のしぶきがかかる所は やはり傷み易いです。
 

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