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今日も屋根の上から

台風の被害から見える時代観 西宮 芦屋 宝塚 尼崎

台風被害の補修工事に毎日追われています。

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軽量な屋根材の板金屋根は地震には有利なのですが、今回カラーベスト屋根の上に付いている「 棟包み 」が飛んだり、屋根自体がめくれてしまった例が数多くありました。

今、応急ではありますが修理に伺って感じるのは「 留め方の時代観 」と 「 横着な仕事 」です。

まず「 留め方の時代観 」です。

何回も言いますが一番大きな原因は ” 釘 ”です。

経年で釘が抜けたため 強風にあおられて飛散したケースがほとんどです。

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 最近、台風のたびに被害が 」や「  よくあることです 」 を参照して下さい。

私が板金屋を始めた頃、釘をよく使っていました。

雨樋の受金物をと留めるのも釘でしたし、屋根材を固定するのも釘でした。

もちろん大工さんも家を建てるのに釘は必ず使って ‟トントン”という金槌の音が良くしていました。

建築自体が釘の時代だったんですね。

今は全ての固定がビスです。

長い物から短い物、細い物などホームセンターでも多数有るのが解ります。

当然固定強度は比べ物になりません。

その釘が当たり前の時代に施工された案件が今回の被害が多く出た理由の一つだと思います。

もう一つの 「 横着な仕事 」は次回に。

 

今回の台風から感じた事 西宮 芦屋 宝塚 尼崎

台風21号があまりに強烈で多くのお宅に被害が出ています。

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ウチは瓦屋では無いので瓦の被害状況はよくわかりませんが、それでもあちこち瓦がめくれていますので相当な件数なんだと思います。

板金関係で一番多いのがカラーベスト屋根の棟をカバーしている部材(棟包みと言います)が飛散したというお問い合わせです。

理由は前回の「 最近、台風のたびに被害が 」や「  よくあることです 」 を参照して下さい。

また、雨といの飛散も結構な件数です。

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通常の2階建てで普通の屋根勾配(専門的な数字で言いますと4寸勾配という傾きです)なら問題なく対応し易いのですが、最近多い3階建て、屋根の傾きが5寸以上の急勾配屋根の場合、調査の段階で作業足場が必要になったりします。

当然作業足場は結構な金額になりますし、こちらの対応も遅れます。

モチロンそこまで考えて家を買う人など居ないでしょうけど、メンテナンスという意味から考えるとかなりリスクの高い建て方だと思います。

最近の大雨と言い、北海道の地震と言い、天災があまりに多く続いているんで日本は大丈夫なんだろうかと心配になります。

 

 

最近、台風のたびに被害が? 西宮 宝塚

最近、台風のたびに被害が? 西宮 宝塚 芦屋

先日の台風20号の強風の影響でいろんなものが飛散、雨漏り被害が増えています。

なんか最近、台風のたびに被害が出ているような気がします。

なかでもやっぱり多いのがカラーベスト屋根に付いた棟カバーの飛散です。

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理由は「よくあることです」でも説明している通り 釘が抜けているからです。

いつも言いますがこれが飛散して人に当たったらとんでもない事故になります。

下手したら死亡事故になっても不思議じゃないです。

それともう一つ多い事例が波板の飛散です。

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昔のプラスチック製(正しくは塩ビ製です)の波板が古くなってパリパリになって飛んだり、「波板が飛ぶと非常に危険」でも説明している通り留め具が劣化して割れていた場合などが多いです。

ホントは定期点検をして未然に防げればいいんですが、まぁ普通は飛んでから慌てるもんですから…。

考え方としては人間の体と同じですね。

もちろん私も急に悪くなって慌てて医者に駆け込むパターンです。shock

 

思い切って大改造 ガレージの雨漏り 西宮 宝塚

工務店様から大雨の時、ガレージのシャッターボックスから大量の水が流れてくるとのご相談。

原因はガレージ屋根の樋が外から見えないように壁の中に隠すデザインされている為、樋の不具合で中で漏水したものがシャッターボックスから出てきていました。

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またその壁を石でカバーしてあるデザインなんで下手に手を出せない状況だったんです。

当然家の方にしてみれば「樋なんか見えてもいいから漏れないようにして欲しい」ですよね。

という訳で今回は思い切って化粧の石を切ってでも外に樋を出そうということに決定。

石は石工の方が切って下さるのかと思いきや、「屋吹さんついでに切って」。

え?俺が切るの?

わたしゃ石工ではないので石の塊を切る道具なんぞ持っていないので手持ちの工具で切ることに…。

割れても知らねぇよ、という条件で始めたんですが思いの外スンナリ切除できました。

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まぁ割れなかったのは運が良かっただけのような気もしますが、ともかく一番厄介な部分がクリアできたことで目的の樋を外に出すことが出来ました。ヤレヤレ。

でも慣れない仕事はイヤだなぁ。

 

雨樋に直接ハシゴを掛けないで 台風 西宮 尼崎 宝塚

猛暑の中、台風が発生して大雨を降らせているようですね。

本格的なシーズンはもう少し先かもしれませんが、直前になって樋の掃除をされる方も多いようです。

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もし平屋の建物なら、ご自分で樋の掃除をしようと思ってられる方もいらっしゃるようですが、その時注意して欲しいことが有ります。

ハシゴ(脚立(きゃたつ)を使われる方がほとんどです)を屋根に架けようと、直接雨樋に立てかける方がすごく多いです。

下手をすると本職を含め、アンテナを付けたい電気屋さん等、ほとんどの方が直接ハシゴを雨といに架けているんじゃないでしょうか?。

大抵の雨樋はプラスチック製(正しくは塩ビ製)です。

新しいうちはともかく、古くなってくると弾力が失われてパリパリになっています。

そこにハシゴをかけて人間が荷重をかけると当然割れます。

だから雨樋にカバーを架けてからハシゴを立てかけて欲しいんです。

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そんなのめんどくせぇ~?。

お気持ちはわかりますが、樋が割れたら修理代ってバカになりませんよ。

ご自分で樋の掃除をされる方なら簡単にできると思います。

もしわからなければ作り方をお教えしますよ。

 

 

 

 

レアな銅の復元をしました 芦屋 西宮 宝塚

芦屋で銅の樋の架け替えをしました。

ふざけた話と思われるかもしれませんが、昨年末の台風で被害を受けた案件です。

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私が入院したり退院後もバタバタしていた為にずっと待って頂いていたんです。

施主様のご厚意に甘えたホントふざけた対応ですね。(すごく反省)

で、傷んだ樋を新しく復元して欲しいとのご要望でしたので、樋を受ける金具から特注品で作りました。

銅製の二重樋(にじゅうとい)というかなりレアな作りのものです。

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簡単に言えばマトリョーシカ状態の軒樋です。(意味わかります?)

普通 軒樋は雨水が流れる様に傾き(勾配)を付けます。

ですので厳密にいうと建物の水平に対して斜めに付けていることになります。

これが長くなると正面から見た時にカッコ悪いので、水平に付けたい。

でも長さが長いので勾配は付けたい。

じゃあ水が流れる様に勾配を付けた樋の外側に、一回り大きい水平の樋でカバーしてしまおう、という発想で生まれた工法なんです。

銅製の樋を二重に架けるわけですので重量もかなりのものになりますから、これを受ける金物もゴツイものを用意しなくちゃいけません。

当然加工手間も倍以上かかりますので、めったに見られる工法ではありませんが、まだ対応しています。

 

 

 

想定外の雨量は想定内に? 芦屋 宝塚 西宮

ここ数日ムチャクチャ暑いです。

屋根の上は尋常じゃない状態です。

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気象庁の発表する気温は日陰での温度ですから、日向ではモチロン、屋根の上では10度以上は確実に暑いです。

なんでも実際に屋根の上に温度計を持って上がった人の話では50度を超えて破裂したそうな…!

という訳で只今多くのお客様をお待たせしています。

早くしたいと気は焦るのですが、この暑さで体が動かん!

ホントにお待たせして申し訳ありません!

とんでもない量と時間降り続いた雨のせいで、普段では考えられない所からの雨漏りのケースが多いです。

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また、樋のツマリによって逆流したケースもありました。

これからはこういった豪雨が想定外ではなく、想定内とされる時代になりつつあるようですね。

 

 

部屋内への雨漏りのケースは原因を見極めてから 西宮 尼崎 宝塚

地震は来るし大雨が続くしと屋根に係る者泣かせの昨今です。

皆様の周りは大丈夫でしたでしょうか?

これだけ大雨が何日も続くのはチョッと経験がないですね。

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そのせいでしょう、樋に関するお問い合わせが増えているんですが、残念ながらまだ全部の確認に廻れていません。

お待たせしている皆様、ホントに申し訳ありませんが今しばらくのお時間を頂きたいと思います。

普通、雨樋があふれても家の中に漏るケースはそんなに多くないのですが、雨樋の形状によっては樋の不具合で部屋への雨漏りというケースもあります。

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意図重視のためか、外から雨樋が見えないように屋根でカバーしてしまっている ‟ 内樋(うちとい)” と呼ばれる形状の場合は、トラブルが即部屋内への雨漏りにつながります。

ベランダの排水が詰まってプールになった場合もそうですね。

樋のツマリが原因で 簡単に治れば良いのですが、中には構造的な問題でチョッと話が大きくなっちゃうケースもあります。

特に ‟構造的な原因 ” の場合は専門知識を持った人間に相談された方が良いと思います。

何でもかんでもコーキングで…は危険です。

 

 

 

 

先日の地震の影響ではありませんが 神戸 西宮 尼崎

先日の大阪北部方面の地震で多くの家に被害が出ているようです。

知り合いの瓦屋さんに聞けばやはり瓦屋根の被害が多いそうで、ブルーシートを持って走り回っているとの事。

それでも阪神淡路の震災時に比べるとまだマシだそうです。

さて神戸の方より建物の庇から雨が漏っているようだとの御依頼です。

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お伺いしてみるとなるほど庇の真ん中あたりが建物側に傾いて、雨を受けてしまう形になっていました。

何でかなとよくよく観察して見ると、建物本体の真ん中あたりが大きく下がっているようです。

どうやら阪神淡路の地震時の影響の様です。

解決策とすればベニア板で雨水が溜まらないように傾きを付け、新しく鉄板でカバーしました。

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20年以上の前の地震ではありますが、まだこういった小さな被害の修理は残っているんだなと感じました。

 

 

 

不思議ですが時々あります 神戸 屋根 芦屋

神戸の灘区で屋根材が割れているので直して欲しいとの事。

屋根材はカラーベストと呼ばれる平型の物で、20年前後前に大量に出回ったものです。

何かの影響で一枚が割れたんでしょう、差し替えはさほど難しいものではありません。

ただ気になったのがどういう訳か他の材料にも縦に亀裂が入っていたんです。

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1枚2枚位なら色んな理由が考えられますが 屋根の上から下までほとんどの材料に亀裂が入っていました。

製品ロットの関係?、施工ミス?いえ、そんな単純な理由ではないと思います。

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実はこの現象、今まで数件見たことが有ります。

その共通した条件というのが ”瓦屋根からカラーベストに葺き替えた リフォーム物件 ”ということです

あくまで想像に域を出ませんが、屋根の重量が軽くなったことで本来持っている建物のバランスが崩れて、屋根が動いたんじゃないかと考えているんです。

もちろん私個人では検証するすべのない不思議な現象です。

 

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