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今日も屋根の上から

冷やかしの対象に? 西宮 フルハーネス 特別教育

私はいつもの様に仕事でございますが、世の中お盆休みの最中なんで今回はこんな話を。

最近 私たち建築業界で大きな動きが有り、先日この為に しょうもない講習に丸一日費やしてきました。  

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建築現場で使われる ” 安全帯 ”って聞いたことありますか?

高所作業時に腰に付ける命綱の付いたベルトの事です。

それがこの度厳格化されて、従来の腰ベルト型は今後  ” フルハーネス型 ”使用が原則と決まりました。

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フルハーネス(?)ってスカイダイビングで使うような、太ももから両肩までベルトで固めた、あれのパラシュート部分の無いベルトだけの物です。

確かに墜落時には腰ベルト型より安全なんでしょうが、そこまでする?って感じです。

で、なおかつ特別教育なる講習を丸一日受けて終了証を貰わないといけない。

まぁお役所の偉いさんが机の上で墜落時にも安全な様に考えたんでしょうが、私たち普通の住宅を対象にしている職人から見れば 現場で冷やかしの対象になるとしか思えない。

お前、それで屋根の上から飛んで 着地するのか?って。

 

 

 

最近の困ること 雨とい 西宮 芦屋 宝塚

毎年言ってますが 暑いです。

屋根の上は半端ないです。

暑いといえば「想定外の雨量は想定内に?」や「暑い暑い あんまり暑いと地震が起きる?」でも触れていますので、そちらもどうぞ。

暑くて異常をきたすのは人間の体だけじゃありません。雨といもそうです。

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多くの雨といはプラスチック(正確には硬質塩ビです)ですので熱が加わると曲がります。

各雨といの部材は専用ののりで接着するのですが、どうやってもうまくかみ合わない。

なんでかなと思いよくよく見ると 部材が熱さで変形している!coldsweats02

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本来、正円であるはずの部材が三角おにぎりの様な形に…。

見ればあれも、これも…と不良品?の多い事。

この調子じゃもう夏は仕事が出来無くなるかも知れませんね。

 

 

 

雨といにもモデルチェンジが有ります 西宮 宝塚 芦屋

玄関の上の雨といから雨があふれるというご相談。

確かに雨降りの度に玄関の上から雨が落ちてきたら堪りませんね。

お伺いしてみると、原因は 雨といが割れていたからでした。

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そこでその部分を交換すればいいだけの話なんですが、問題が一つ。

この樋はもう作ってない…。weep

良くこのブログでお話ししている様に、雨といは時々モデルチェンジしてしまいます。

このへんは「雨といの修理にもいろいろ有ります」や「雨といにはどんな種類が有るのか」でもお話ししています。

角型の樋は特にその傾向が強いのですが、半丸型のといは大きな変化はあまり無いです。

が、唯一半丸型の樋で大きなモデルチェンジと言えば 寸法が変わってしまったことです。

かなり昔、半丸型の雨といは ” 100 ” という寸法の樋でした。

まぁもっと古い話をすると 90 という時代もあったようですが…。

私もハッキリ覚えていませんが(30年以上前だと思いますが)現在の ” 105 ” というサイズに変わりました。

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わずか5ミリの差ですが見た目にもかなり大きさが違います。

それで現在に至っている訳ですが、当然そんな時代の部材なんて手に入る訳が無く、その部分のみ交換することは出来ません。

ある程度、切のいいところまで交換する必要が発生してしまいます。

当たり前ですが決して無理やりねじ込むなんてことはしてはいけません。annoy

今回は雨水を下に流す マスをチョッと加工して接続できるようにしました。

ひょっとしたらこんなサイズの樋が有ったことすら知らない若い職人さんも居るかも知れませんね。

 

 

 

 

 

天窓はハイリスクです。西宮 尼崎 宝塚 雨漏り

最近雨がよく降ります。

そのせいか雨漏りがするとのご連絡が多くなっています。

そんで偶然かも知れませんが、天窓から雨漏りがするというご相談が多いです。

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天窓、トップライトとも言いますが「 屋根に窓を付けたら明るくていいよね 」という発想で設計される方には人気です。

確かにその通りなんですが屋根にとってリスキーな物雨漏りが起きやすい屋根の形とはにも書いていますが 屋根に穴を開け、水の流れを変えるリスクは大きなものが有ります。

よほど施工される方がリスクを認識して、注意しながら施工しないと雨漏りの危険は避けられません。

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最近はほとんどメーカーが作った既製品の天窓を取付けます。

ですから天窓本体が漏ることはほぼ考えにくいです。

大半は施工された方の施工ミスですが、中には元々設計時点で無理が有るんじゃないの?という案件も見られます。

こうなると簡単には治せません。ある程度大がかりな改造が必要になったりもします。

設計される方の考える快適性とは裏腹に天窓は怖い物です。

 

コーキンク゛で治すにも少しの手間を 西宮 尼崎 屋根雨漏り

屋根から雨漏りがするとのご連絡。

お伺いしてみると部屋の押入がダダ漏り状態で、もうこれは雨といの様な水が集中する箇所のトラブルだとわかります。

この判断に付いての関連記事「ザーザーあふれるのは雨といが原因です」や「手間は掛かりますがセオリー通りに」も併せてご覧ください。

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屋根に上がってみるとその通りでしたが、今回の「雨とい」は普通皆さんが思っている雨といでは無くて、陸谷(りくたに)と呼ばれる、屋根の水を広範囲に集めて一カ所に流す板金で作った物です。

これに何かの具合で穴が開いてそこから漏水していたようです。

もちろんいろいろな治し方が有りますが、一番簡単な方法はコーキングという防水のりで穴を塞ぐ事です。

ここでいつも私のブログを見ていらっしゃる方は「あれ?屋吹さんてコーキングを多用しないんじゃないの?」って思うんじゃないでしょうか。

ええ、モチロンそうですがやはりなるべく低コストで治してあげたいですから、穴を塞げば止まる確証が有れば、簡単なコーキングを塗ってと言う方法も使いますよ。

但し、私の事ですからコーキングを塗ってはい終わり、にはしません。

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やはりコーキングと言うのは簡単な反面、耐久性には劣ります。

で、私はその上からガルバニュウム鋼板をベタリと貼り付けて、丁度コーキングをサンドイッチした状態にしました。

これなら耐久性も確保したうえで、簡単な修理方法で行えるということです。

 

今更ですが買っちゃいました。空調服 熱中症対策 屋根工事

建築関係の方なら御存知だと思いますが ”空調服 ”なるものが有ります。

一般の方にはまだなじみのない商品だと思います。

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なんと服に小型の扇風機を取付けて、直接体を冷やそうという作業着です。flair

背中から入った風が首元から上に抜ける仕組みで、熱中症対策として人気の商品です。

夏場の作業をなんとかマシに出来ないかと考えられたもので、数年前からチラホラ見られる様になりました。

気にはなっていたんですが、今までの物は正に長袖ジャンパーにファンが付いたもので、それがファンで膨らむもんだから作業のジャマになりそうで、購入に踏み切れなかったんです。

で、今年は腕回りがジャマにならないベストタイプの物が出たんで やっとこ購入しちゃいました。

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服のポケットに小型のバッテリーを取付けて、ほぼ一日持ちます。

着けた感想は、室内など日陰で使用するとえらく効きます。

但し、炎天下の屋根上で着けると温い空気が背中から入ってくるんで、正直涼しいという感覚ではありません。coldsweats01

ただ常に風であおられているんで、汗のかき方が激減します。

作業着だけで使うのはもったいないんで外出する時は着ようかなと思っています。

 

 

 

「すぐ対応出来ます」は疑ってみる? 屋根、雨とい 修理

また雨の季節になってきました。sprinkle

昨年の台風、その前の地震などで屋根、雨樋が傷んだままの案件がまだ多く残っています。

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でも地域によって認識度が大きく変わっています。

ウチは西宮なんですがそれより西方面、芦屋や神戸市などはもう傷跡はあまり残っていない様に見えます。

逆に東方面の大阪、特に茨木、高槻や堺、泉大津方面などは今だ、屋根に雨除けのシートが残った案件が数多く見られます。

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ですから西方面の新しい工事と、東方面の修理工事が重なってかなり大変なことになっています。

工事のご依頼、ご相談を頂きながら なかなか手が廻っていない現状なんです。

当たり前ですが同業者の人に聞いても皆同じ答えが返ってきます。

逆に「 すぐ対応出来ますよ 」なんて方がいたらチョッと??疑った方がいいかも?

しばらく天気予報とにらめっこする、悩ましい時期が続きそうです。

 

shineここでお知らせです!

近日中にこのホームページのリニューアルを予定しています。

もっと多くの方に見て頂ける様なサイトデザインにしようかと考えていますので 乞うご期待!shine

 

 

 

なぜそうなるのかわかりませんが 西宮 東灘 宝塚 樋

先日、数年前に雨といの修理でお伺いした方より また樋の具合が悪いので、というご相談。

以前お伺いした時は大屋根に付いている 軒樋(のきとい)と呼ばれる横方向の樋の継ぎ目から雨が漏るとの事でした。

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プラスチック製の樋の継手部材の接着が切れて、隙間が空いていました。

その時は再度のりを付け直して、樋を元の様に戻して はい完了。でした。

それがどういう訳か同じ場所がまた外れていました。

何で?しっかりとのりで接着したはずなのに?

普通、のりで接着固定された部材が外れるというのは考えにくいんです。

同じところが2度も外れるというのはもっと考えられないんですが、現実に外れているんだよねぇ…。

プラスチックの(正しくは塩ビ製)特性で、温度差による材料の伸縮で部材が割れるというのは、ちょくちょくあります。

でも今回のようなケースは初めてで、何で?何で?のオンパレード状態でさっぱりわかりません。

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とりあえず二度と外れない様に金具を作ってビス止めにしました。

これで外れたら何と考えようか。

 

理にかなった直し方 銅板 雨漏り 宝塚 西宮 伊丹

屋根から出ている煙突から雨漏りがするとのお問い合わせ。

お伺いしてみると瓦屋根から煙突が出ているんですが、そこの雨仕舞が…。sweat02

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で、キチンとしましょうという訳でチョイと手の込んだ治し方をしました。

こういう場合の治し方はいくつかあるんですが、一番やっちゃいけないのはコーキング(防水用のり)でベタベタに固めてしまうこと。

実はこれが一番多くの人が考える「 簡単な治し方 」なんです。

「 コーキングと言う万能薬塗っときゃ大丈夫ですわ!わっはっは! 」な人がメチャクチャ多い!

こんな場合、上から何塗っても雨漏りは止まりません。(キッパリ)

一時的には雨漏りが少なくはなるでしょうが、根本的な修理ではないからです

いつも言いますが水は基本的に高い所から低い所へ流れます。

ですから雨水を上から抑え込むんじゃなくて、下へ下へと導いてやるのが理にかなった方法だと思いませんか?

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いくつかある方法の内、今回施工させて頂いたのは銅板で瓦を造り、水を下に導く方法でした。

これを面倒だと思うか、思わないか。

それはその工事をされる方の技量です。

 

塗装じゃ治らないですよ。西宮 豊中 東灘 雨とい

工務店様の仕事でチョッとした板金工事に行った現場でのこと。

外壁の塗装がメイン工事の様でしたが、何気に雨といを見るとパックリと口が開いている…。

え?よくよく見るとご覧のような状況。

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いま当店でメインに使っている雨といは芯材に金属(ブリキみたいなもんです)が入っていて、それをプラスチック(正しくは塩ビ)で覆った樋を使っています。

この金属がサンドイッチされているおかげで、夏場の熱にもグニャグニャ曲がりにくく、また衝撃にも強くなっています。

でもこの商品、出始めの頃の物は良くなかったんです。

中の金属にメッキをしていない物を使用していた為に、商品を切断した端部などからサビが発生していたんです。

それがひどくなるとサビが膨張して表面のプラスチックを押し破ってしまうんです。

まさに今回のケースです。

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今の商品は亜鉛メッキされた金属を使用しているのでそんなことは起きにくいそうです。(メーカーさんの言い分ですが)

工務店様としては雨といも塗装で済ませる予定だったようですが、さすがに塗装じゃ治せんでしょう。

という訳で急きょ軒樋全部取替と言うことに。

今回たまたま私が見つけたから良かったものの、案外塗装で済ませているケース多いんですよ。

見なかったことに、ということで…。

 

 

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